マンチェスター付近、ヨークシャー地方はイギリスの繊維産業の中心として学生のときから一度行ってみたいところの一つであった。学生時代、繊維関係の原語の専門書というと大体がイギリスの大学の先生が書いたものであった。繊維の研究では世界をリードしていたと記憶している。
しかし、今では繊維産業が衰退したと同時に学問の世界も停滞気味と感じられる。元々工学は産業と結びついたものであるため、産業が無くなれば自動的に学問もなくなる運命になる。また、学問が停滞すれば産業が衰退する事も事実と思う。
最近はイギリスからの繊維技術に関する情報が少ないのは事実であり、今回ユーザー訪問の機会にドライブして見ると、インデアンミルがその昔の栄光をただ残しているだけであった。これは、繊維産業のみならずイギリスの全ての産業に言える事かも知れない。
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